「板前が創る」介護・医療施設院向け給・配食サービス | 三盛

当社は、創業30年の老舗である本格的日本料理店「あおき」を運営しています。その後、中食事業および給食事業6事業所を手掛け、成長を遂げてきました。今後、給食・配食事業拡大のために「板前がつくる」質の高い食を提供する高齢者・介護施設、病院などの販路開拓をしてまいります。

アライアンス目的 : ■販売提携 ■技術提携
日本標準産業分類業種区分 :7721 配達飲食サービス業)

経営革新計画対象製品・サービス

 高齢化社会の進行に伴い、小規模高齢者通所介護施設や介護老人保健施設等の需要が高まっており、埼玉県西部地区においても今後も施設の増加は見込まれます。入所されている高齢者の皆さんに、当社の強みである「板前が創る」質の良い食の提供を希望する高齢者・介護施設、病院の委託ニーズにお応えします。

その実現のためには、それぞれ施設で個別に行っていた調理から新たにセントラルキッチンの導入により各施設への配食を行います。具体的な仕組みとしては、調理師をセントラルキッチンへ集中して配置し、調理・仕込みまでを行います。その後、各施設へ配送し、盛付・配膳を行います。新たな施設の受注を受けても調理師を新たに採用する必要が無く、展開がしやすくなります。

これにより、①短時間の盛付けのみとなるため調理要員が削減可能、②当社の強みである本格的日本料理店で培った板前の熟練経験による調理技術の活用、③季節に合わせた豊富な献立の創造など実施することができ、課題解決が図られます。さらに配達においても、当日調理の当日配達を実現し、質の良い食の美味しさをそのまま保ち配食することができます。

経営革新計画事業推進体制

事業責任者から一言

設備投資計画としては、セントラルキッチン導入に伴う設備費用10,000,000円を見込んでいます。
雇用計画は、現在年商3億5000万円、外食事業1店舗、中食事業1店舗、給食事業6事業所の事業規模であるが、今後年商5億円、外食事業1店舗、中食事業1店舗、給食事業11事業所の事業拡大に伴って、現在の従業員数90名(社員25名・パート65名)体制を新規雇用等により従業員数170名体制にすることを考えております。



経営革新計画対象製品・サービスのご紹介

新サービスの内容は、新たな生産オペレーション方式であるセントラルキッチンを導入することによる配食事業を実施します。
具体的な仕組みとしては、調理師をセントラルキッチンへ集中して配置し、調理・仕込みまでを行います。その後、各施設へ配送し、盛付・配膳を行う。各施設に調理師を配置する必要が無くなり、人件費を低く抑えられます。さらに、新たな施設の受注を受けても調理師を新たに採用する必要が無く、展開がしやすくなります。



専門家(SA:ソリューションアテンダント)

中小企業診断士 大寺規夫
(専門家のコメント)
介護施設以外のターゲット、連携可能なパートナーを探しだし、コンタクトを取り販売連携先を探すことと、地元坂戸市の農産物、女子栄養大学との技術連携によるメニュー開発、「板前」を活用したブランド構築による他社との差別化必要。